薄毛ブログ
2020.12.12
分け目の透け感
私は若い頃から、やや薄毛でした。若い頃というのは20歳くらいです。その頃の髪型は、当時流行っていたジャニーズ系の髪型です。
センターで分けて、ゆる〜くパーマをかけたヘアースタイルです。その頃は、とにかく分け目が気になっていました。地肌の見える部分が多かったのです。
他人の分け目と自分の分け目をいつも比べていました。電車に乗って吊り革につかまって立っているときなどは、座っている人達の分け目がよく見えます。
一列に並んだ頭頂部をなにげなく端から観察しては、自分の分け目と比べていました。多くの人は、分け目から見える地肌の幅が、一筋というか細いんです。
私の場合、幅が広く地肌の透け感が多いんです。ときどき、自分より透け感が多い人を見つけると、嬉しい気持ちと同時に、勝ったという気持ちになります。
洗髪のときに、ゆすぐときなど目を開いて、何本くらい抜けるか確認していました。こんなに抜けるんだと流れていく髪を見ながら落ち込んでいました。
父も若い頃から、薄かったと母から聞いていたので、遺伝なのかなあと心配でした。54歳になった今は、前髪と頭頂部が薄くなっております。サイドと後ろは、まだしっかりと生えている状態です。
しかし、今では髪の毛なんかなくても死にはしないから、とほとんど気にはしておりません。といったら嘘になるかな。ということで現状はフッサでマッサージしながらケアしています。